新時代の生き方は「思考を続け、いかにアウトプットするか」

「いつから日本人は、これほどまでにものを考えなくなったのだろうか……」

この思いは年々強まってきています。

和田秀樹『60歳からは勉強するのをやめなさい』(SBクリエイティブ)
和田秀樹『60歳からは勉強するのをやめなさい』(SBクリエイティブ)

平成時代までの知識注入にばかり着目するような考え方の限界が来ているのではないか。そんなふうに思います。

令和からの新時代は、「知識を材料とし、いかに思考を続けていくか」という視点、そして「その思考をいかにアウトプットするか」という視点が、非常に大きなカギになると確信しています。

令和時代が始まって、この国の多くの人がものを考えず、思考のアウトプットの重要性を認識してこなかったことはいまさら仕方ないとしても、みなさんの人生の「これから」においては、楽しみながら思考を重ね、アウトプットを重視する新しい生き方を試してほしいと切に思います。

【関連記事】
【第1回】池上彰の解説に「ああ、そうだったのか」と納得するのはバカである…その時、頭がいい人がする反応は
「MARCH卒にコンサルされたくない」早慶未満はお断りだった外資コンサルの「MARCH大量採用」に見る嫌な既視感
なぜ松下幸之助と稲盛和夫は熱心に神社に通ったのか…一流の経営者に共通する「お祈りの中身」
誰もいない優先席に座ってはいけないなんて…ジョージア大使が驚いた「ルールに厳しすぎる」日本人の意見
「10個のリンゴを3人で公平に分けるには?」有名な思考クイズをひろゆきが解いたら…答えが斬新すぎた【2023上半期BEST5】