「親を探す国」は日本以外にない
首相発言に呼応するように閣僚が相次いで反対し、厚労省も態度を硬化。最後は幸山市長が独自に判断し、ゆりかご設置のための病院改築申請に許可を出した。
だが、冒頭で記したように、熊本市はゆりかごの設置を許可するが、「匿名性」を認めない立場をとった。
いわゆる赤ちゃんポストに関する各国の動きを見ると、預け入れた親を探すというやり方をとった国は日本以外にはない。蓮田太二氏が参考にしたドイツでは最大で100カ所を超す「ベビークラッペ」が設置されたが、その後、子どもの出自を知る権利をめぐって国をあげた議論が沸き起こり、2014年、内密出産法の制定に至っている。
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