「K-PROのライブに出たい」と言ってもらえる環境を作る
昨今の大きな先行投資といえば、コロナ禍になって配信を始める際に購入した機材です。
緊急事態宣言で劇場を閉めないといけなくなったとき、スタッフの富澤が「実は機材に詳しいので、配信をやりましょう」と言ってきてくれたおかげで、機材を購入してすぐに配信をスタートさせることができ、仕事を失っていた芸人さんにも喜ばれました。
撮影の機材に関しては、テレビ局の関係者が「これならロケも行けますよ」と言うぐらい、すごいものを揃えていますが、その分とんでもない先行投資費用になっています。ここまでの例を見ていただいたらわかると思いますが、うちの先行投資はほぼ芸人さんに向けてです。
他の事務所から芸人さんを借りてライブをやっているK-PROにとっては、「芸人さんも一人一人がお客様」なんです。芸人さんに出てもらわないとライブはできないので、まずは芸人さんに「K-PROのライブは出たい」と言ってもらうことが一番大事なことです。なので、そこに関しては惜しまずに、これからもどんどん投資していきたいと思っています。
先行投資は、いつどうやって回収したらいいかをしっかり押さえておけば、成功する確率は増すと思うので、恐れずにどんどん仕掛けていくことをおすすめします。