“推し”の見つけ方
今“推し”がいる人はいいですが、いない人はどのようにして自分の“推し”を見つけるのでしょうか。
まず、自分の趣味や興味に合わせて、様々な分野の人物やキャラクターをチェックしましょう。音楽、映画、アニメ、スポーツなど、幅広いジャンルから自分にとって魅力的な存在を見つけ出すことが大切です。その際、直感や感性を大切にし、自然と心惹かれる人やキャラクターに目を向けてください。
ちなみに今の私の“推し”は「ひらきよ」です。「ひらきよ」とは、ドラマ『美しい彼』の主人公の平良一成と清居奏のペアのことです。私はいつもPC画面の右側でTVerを使ってドラマを観ながら左側でSNSや本や論文の執筆をしているので日本のドラマはほぼすべて観ています(バラエティー番組は一切観ませんし、アニメもあまり観ません)。
『美しい彼』はたまたまTVerで一回観てはまって、原作の小説、コミック版、DVDを全部買い、映画『劇場版 美しい彼〜eternal〜』も観に行きました。私はドラマ版は執筆のBGMにして百回ぐらいは繰り返し観ていますが、お金も時間も体力もないので映画は3回観に行っただけですので、映画20回観た、などという沼女子たちとは比べ物になりません。
でもTwitter(現・X)でも「布教」していますので、この機会に、ここでも布教させてもらいましょう。
2022年2月2日には以下のようにツイートしています。
実はこの『美しい彼』自体、“推し”をテーマにしているのです。平良は高校の同級生だった時に清居から「きもい」「うざい」「ストーカー」と言われながらも「自分は、敬虔な神父や尼僧のように清居に一生を捧げたい」と言い、ひたすら清居を崇めています。
そして高校を卒業して清居が役者になると平良は清居“推し”の女子のファンの界隈では「不審くん」と呼ばれながらも“推し活”を続け、清居と恋人になってからもずっと何の見返りも求めずキングである清居に仕え続けます。『美しい彼』は究極の“推し活”ドラマなのです。
“推し活”で特別扱いしてほしいというバカ
“推し”を見つけたら、応援の仕方も工夫しましょう。公式グッズやCD、DVDの購入、コンサートやイベントへの参加、SNSでの応援メッセージなど、様々な方法で“推し”をサポートすることができます。
ただしメッセージは相手の負担にならないようにしましょう。たまに“推し”にこれだけつぎ込んだんだから特別扱いしてほしいという人がいますが、これは救えないバカです。見返りを求めた時点でそれは“推し活”とは呼べません。
2022年4月13日のツイートでは、『美しい彼』の「ひらきよ」推しを熱く語った私のYouTubeのチャンネルを紹介し、《まぁ、いろいろ理屈はつけましたが、観て、もう暫く生きて人類をリヴァイアサンとマモンの支配から解放するために世界征服に励もう、との気力が湧くなら良い作品だということです》とツイートしています。
“推し活”は苦しい現実に耐える慰めになり、目標に向かって生きる力を与えられることもないわけではありません。