仕事をスマートにこなす人は何をしているか。戦略コンサルタントの田中耕比古さんは「仕事の手戻りと修正を減らすには、経験豊富な人にアドバイスをもらうことが重要だ。その際に用いる理想的な上司への声かけとしては、『1時間ください』と公式な打ち合わせにするのではなく、軽いトーンで『15分程度お時間もらえませんか』と言うといい」という――。

※本稿は、田中耕比古『仕事の「質」と「スピード」が上がる 仕事の順番』(フォレスト出版)の一部を再編集したものです。

黒板に空白の吹き出しを持つメガホンを持つ手
写真=iStock.com/kyoshino
※写真はイメージです

手戻り、修正を減らす最良の方法

仕事の効率や生産性の最大の敵は、「手戻り」です。どれだけ先手を打って仕事を進めても、どれだけ作業のスピードが速くても「やり直し」が発生してしまうと、仕事は前に進んでいきません。