仕事の進め方が上手い人は何をしているのか。戦略コンサルタントの田中耕比古さんは「多くの人は『締め切り』は意識するが、『作業時間』は考えない。しかし、仕事の質とスピードを上げるためには、『粗い作業見積もり』は禁じ手だ。作業時間は細かい作業単位で、長くても1~2時間程度、短ければ5~10分単位で見積もるべきである」という――。

※本稿は、田中耕比古『仕事の「質」と「スピード」が上がる 仕事の順番』(フォレスト出版)の一部を再編集したものです。

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「粗い見積もり」は作業をズルズル遅らせる

スケジュールを決めるときに、意識すべきことはなんでしょう。