なぜ常識という壁を突き破れるのか
青木氏は自由人だ。ひらめきや思い付きで動くため、それを批判する人たちもいる。しかし、行動の根底には「お菓子を通して人を喜ばせたい」という思いがある。だからこそ、ぶ厚い常識という壁を、いくつも突き破ることができたのだ。
「信条として、僕は楽なことはしたくありません。難しいことにチャレンジして成功するほうが、かっこいいと思っています。だからこそ、最大のライバルは、いつも自分自身です。心の中にいる、怠け者の自分に打ち勝つためにも、リスクのあることにしか興味が向かないのかもしれませんね」(青木さん)