リアルな女性の姿に拒否反応
実家暮らしで恋愛経験が少ないせいか、すっぴんや家でのだらしない姿など、女性のリアルな姿に拒否反応を示すのも特徴です。
有名大学の出身で一流企業に勤めて、見た目もそこそこ。なのに、40歳手前まで独り身だったのには、何かしらの理由があるのかも……とついつい考えてしまいます。
蓋を開けてみれば、思い通りに甘やかしてほしくて延々と妻を振り回す、信じられないほどのかまってちゃん。家ではネガティブなことを言っていても、職場や友人の集まりではケロッとしていることも多いです。振り回されて疲弊してしまう前に、「そこまでつき合い切れない」ときっぱり伝えてみましょう。
結婚前は萌えポイントでも、結婚後は破綻の原因になることも
「友だちがいない夫」の危険性
モラハラ相談で最もよく聞くのは「夫には友だちがいないんです」という言葉です。
大人になって学生時代の友人との関係が薄くなる人は多いですが、モラハラ夫の場合は少し違います。そもそも友だちらしき人が一人もいないのです。
友だちがいないだけでなく、会社の同僚とのつき合いも全くない、と相談者の皆さんは口を揃えます。そのため夫は、仕事が終わるとまっすぐ帰宅。毎日きっちり17時半に玄関のドアが開きます。週末も趣味や遊びで家を空けることはありません。
友だちがいない。人づき合いがない。趣味がない。この3拍子が揃った時、モラハラの危険信号が点灯します。
メールは即レス、尽くしてくれる「最高の彼氏」
どれも結婚前に気づけそうと思うかもしれませんが、案外気づかないものです。というのも交際中は、相手の生活を全部見ているわけではないからです。
声が聞きたくて電話をしたら必ず出てくれるし、メールやLINEも即レス。デートしたいと言えば全部予定が合います。彼女ファーストで尽くしてくれる「最高の彼氏」と思って結婚しますが、実際は友だちがいなくて趣味もなく、スケジュールが白紙なだけだったのです。
友人や同僚だけでなく親との関係性が壊れている人も多いです。「親と縁を切っている」と聞いても、意外と交際中はあまり深く考えなかったと相談者の皆さんは言います。むしろ、「結婚したあとに面倒な親戚づき合いがなくていいかも」と感じるそうです。