「早起きしなければ」から解放されると新しい自分に出会える

普段ベッドに入る時間より30分早く寝て、普段起きる時間より30分早く起きてみることも明け方起床を成功させる良い方法だ。

キム・ユジン(著)、小笠原藤子(訳)『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』(文響社)
キム・ユジン(著)、小笠原藤子(訳)『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』(文響社)

このルーティンで一週間程度行い、慣れてきたら翌週はさらに30分前倒ししてみる。これを継続して睡眠サイクルを調節し習慣化できれば、早起きは驚くほど簡単になる。

また、必ず同じ時間に起きることより、時には意識的に30分近く遅くアラームをセットしてみるのもお勧めだ。週末にはあえてアラームをかけず、ぐっすり寝るのもいい。

早起きしなければというプレッシャーから解放されれば、ある瞬間からアラームなしでも明け方にふと眠りから覚め、時間を確認する自分に出会えるはずだ。

明け方起床は、人生をより良くする1つの方法にすぎない。うまく利用すれば効果が得られるが、このせいであまりにも大きなストレスを感じたり、日常に支障をきたすようであれば、自分に合ったリズムを探し直せばいい。

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