通常号の1.5倍売れる

週刊誌がこれだけ情熱を傾けるのは、売れるからである。80年代、『週刊朝日』は40万部を超えており、合格者発表号はプラス20万部の売れ行きだった。『サンデー毎日』は普段の3倍を刷っていた。同誌の編集長自ら、東大に近い御茶ノ水駅界隈で売っていたこともある。

しかし、00年から東大合格者全氏名の掲載はなくなった。同年、東大の合格発表は受験番号のみとなったからである。これは「受験競争」をあおるからという理由ではない。世の中の趨勢に対応したものだ。

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