自分が決めた自分の役割を全うすればいい

3. 自分にしかできないこと以外は人に頼む

仕事を減らしていく方法としては、「人に頼む」ことも超重要です。これができないと、自分の仕事が延々と溜まっていき、いつまでたっても仕事が終わりません。その結果として、自分の行きたい方向に進むことができなくなってしまいます。

少し、私の経験談をお話しします。

今年の繁忙期(1月〜3月)に、「クラウドワークス」というサービスを使って、仕事を外注しました。昨年少し体調を崩して、仕事を制限したいと考えたことも1つの要因ですが、無理して自分だけで仕事をする必要もないと考えたためです。

以前は、繁忙期には深夜まで働くこともありましたが、外注したおかげで今年は自分なりのルール(18時までに仕事を終え、他のことをやったとしても20時までには必ず帰る)を守ることができました。

かつての私のように「自分がやった方が速い」とか、「人に仕事を依頼し、教えるのは面倒だ」などという理由で、人に仕事を頼めない人は多いと思います。確かにほとんどの仕事は、慣れている自分がやった方が速く進み、ミスも少なく、正しく仕事を終えることができるでしょう。

クレジットカードを手に、ノートパソコンを使用する人の手元
写真=iStock.com/SARINYAPINNGAM
※写真はイメージです

しかし、すべてを自分が背負っていては、他のことが何もできず体にも精神的にもよくありません。心身の不調をきたしてからでは遅いのです。

自分ばかりが仕事を抱えていることは、全く正しいことではありません。それに気付き、なるべく人に仕事を依頼するようにしてみましょう。

そして、「自分にしかできないこと」「自分がやるべきこと」“だけ”をやっていくように心がけることが必要です。

それは別に、自分が偉いということではありません。自分が決めた自分の役割を全うしよう、ということです。

やりたいこと以外はやらない

本当のことを言うと、「自分にしかできない」ことなどありません。それは思い上がりで、別に他の人も、それをすることは可能です。しかし、「自分にしかできない」ことは、自分が勝手に決めたことでいいのです。

これは、「他人の人生を生きない」ためにとても大切なことです。

周りに影響されすぎて、他人の人生を生きているような人がたくさんいます。自分のやることが他人に支配されている状態は最悪です。自分がやりたいことだけをやり、自分の人生を自分が生きるようにしてください。

そのために、自分がやりたいこと以外のことを捨てるべきです。そのうちどうしても実行しないとまずいものは、他の人、特にそれが「自分がやるべき仕事だ」と考えている人にお願いしましょう。

最近では、ネットなどのサービスでそのようなマッチングが容易になっています。どうしてもやらなければいけない、しかしそれは自分がやるべきこと、やりたいことではない、という場合は、とにかく他人にお願いするようにしていきましょう。

お願いできる人は、探せばいくらでも見つかります。その結果として仕事が半分になれば、素晴らしいことです。その状態を目指していきましょう。