仕事ができなかった人が今、NZの湖畔で暮らせるワケ

最後にご紹介したいのが、第6位の『超ミニマル主義』。

四角大輔『超ミニマル主義』(ダイヤモンド社)
四角大輔『超ミニマル主義』(ダイヤモンド社)

著者の四角大輔さんはかつて、あまりに仕事ができず、部署内で孤立してしまっていました。30歳になると、出世を完全に諦めて仕事の優先順位を下げ、「お付き合いの飲み会」や「長時間労働」を手放してミニマルな生き方をするに。すると不思議なことに成果が上がるようになったのだそう。

本書では、そんな四角さんが編み出した「超ミニマル主義」の生き方が紹介されています。

具体的なアクションの一つとして示されているのは「スケジュールの軽量化」。睡眠確保のために朝のうちに「イブニングプラン」を立てておく、朝は集中タイムにする、午後は社交に使うなど、仕事の効率を上げるスケジュール管理術がたっぷり紹介されます。

仕事を減らしつつ所得を増やし、今ではニュージーランドの湖畔で暮らしている四角さん。その「超ミニマル主義」を取り入れて、もっとラクに、もっと大きな成果を出せるあなたに生まれ変わりませんか?

今月も、話し方から勉強法、文章術まで、幅広いジャンルの本がランクイン。ほかにも、先月第2位だった『サクッとわかる ビジネス教養 アドラー心理学』が第18位と、依然として多くの方に読まれています。来月はどのような本が多く読まれるのか、引き続きチェックしてまいります。

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