目を疑う行動は告別式でも

女性自身(11月8日号)は、仲本さんが死去した翌日、遺体が運ばれた斎場近くの焼肉屋に、取り巻き連中と現れた彼女が、仲本さんの事務所から預かった戒名料60万円の一部をネコババする密談を交わしていたと報じている。

さらに驚くべきは、告別式で純歌さんがとった行動だったと新潮が報じた。

葬儀
写真=iStock.com/ayaka_photo
※写真はイメージです

会場内では彼女と仲本さんのデュエット曲が流されていたが、いかりや長介さんの娘が、「仲本さんはドリフターズだよ」といい、参列者が持ってきていたドリフのCDに替え、『ドリフのズンドコ節』を大音量で流したという。

花入れの時、彼女は仲本さんの顔に覆いかぶさるようにして、遺体の写真をパシャパシャ撮っていたそうだ。それに高木ブーさんの娘が怒り、きつい調子で、「ご遺体は記憶の中に留めておくものだ」と注意したが、聞く耳を持たなかったという。

加藤さん、高木さんは会場内の椅子に座り、純歌さんには近寄ろうともせず、彼女のほうも参列者に、「最後に顔を見てやってください」という声もかけなかったそうだ。

週刊誌報道のすべてを信じるわけではないが、“事実婚妻”のこうした行動が、もし事実だとしたら、彼女と暮らした仲本さんの結婚生活とは何だったのだろうかと考え込んでしまった。

お金のかかることはしないと言われていたが…

ドリフの『8時だョ! 全員集合』(TBS系)は視聴率50%台を記録した人気番組だった。加藤茶さん、志村けんさんの陰に隠れてはいたが仲本工事さんも大スターだった。

ドリフのリーダーだったいかりや長介さん(享年72)は、『だめだこりゃ』(新潮文庫)の中で仲本さんについて、「圧倒的に仲本がずば抜けていたのは、節税に関する知識だった。そんな本ばかり読んでいた」といっている。

仲本さん自身も雑誌『SPA』(1992年8月12・19日号)で、こう語っていた。

「ドリフ時代と今と収入はほとんど変わらないんだよね。逆に増えてるくらい。ボクは税金のこととか、デビュー当初から全部自分で管理していた」。酒は飲まない、カネのかかる趣味には一切手を出さない。人生で大切なことは資産を残すことだとまでいい切っていた彼だったのに、2度の離婚と事実婚妻の蕩尽癖で、ほとんどの資産を失ってしまったのだろうか。

私のような年金暮らしの身には、資産目当ての若い女性も散財するカネもないが、安穏な生活だけはある。今は、そのことに感謝しなくてはいけないのだろう。

仲本工事さんのご冥福をお祈りする。

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