「“仲本さんの介護はしたくない“と言っていた」

仲本さんの知人は、こう話している。

「出て行く前に純歌さんは“私は仲本さんの介護はしたくない。面倒をみたくない”と言っていたから、今更“愛”でもないのかもしれませんが」

かくして、犬数匹と小鳥数羽、猫1匹と仲本さんが置き去りにされたというのである。

しかし、ドリフの仲本工事といえば、相当な資産を持っていると思うのだが、店の関係者にいわせると、純歌さんは数万円から高いものだと20万円ぐらいの買い物を毎日ネットでして、仲本さんに代引きで払わせていたという。

店のポストに督促状が溜まっているのを見たことがあるそうだ。おととしから昨年にかけて、居酒屋やカラオケスナックの家賃を1年分滞納していたと話している。

そのため、ビートルズが来日したとき、前座で仲本さんが弾いた思い出のギターを200万円で売って支払ったというのだ。

バーのカウンターに酒の入ったグラス
写真=iStock.com/epicurean
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新潮が純歌さんを直撃すると、

――純歌さんに彼氏がいるという話を純歌さんから直接聞いた人が複数いる。

「それはね、仲本とずっと一緒にいて裏切られた部分とかいっぱいあるので、一緒にいたくなくなったっていう理由が元ですよね」

――籍には入っていない?

「入ってないですね。私は結婚したかったですけど」

一方の仲本さんは、新潮の取材に対して、「今の暮らしに対する不満は何もない」と繰り返し、妻が出ていった経緯について聞いても、要領を得ない答えが返ってくるばかりだったという。

「寂しくて、辛くて…」の翌週に客との不倫報道

だが、この号が発売されてわずか5日後に、仲本さんは、妻が住む横浜に行って交通事故に遭い、意識が回復しないまま亡くなってしまったのだ。

週刊文春(11月3日号、以下文春)は「鬼嫁」とタイトルを付けて、純歌さんのインタビューを掲載した。そこで彼女は、

「今は寂しくて、辛くて、会いたくて。残念で仕方がないです」

と語っている。

その文春が、次の号(11月10日号)で「僕は純歌の愛人でした」と告白する男性の話を掲載したのである。彼女も唖然としたのではないだろうか。

愛人は元々、仲本夫妻がやっている店の客だったという。

「純歌から『今度ご飯食べに行こ』と誘われたのがきっかけです。ピンクローズで飲んだ後、自由が丘駅近くのビジネスホテルで関係を持ちました。一泊二万円ぐらいで高かった(笑)。それからは、店が閉店するくらいに純歌から電話で呼ばれ、自由が丘駅前のバーで合流してからホテルに行ったりしました」

そのうち彼女は、店から10分ほどのところに家賃10万円台前半のマンションを借りたという。ホテル代節約のためで、1LDKで中央にベッドを置いたおしゃれな隠れ家的な部屋だった。