「購入せずに書き込んだとみられるレビュー」が相次ぐ
『秋篠宮』(小学館)は秋篠宮から小室眞子さんに宛てたラストメッセージだったのではないか。
元毎日新聞記者の江森敬治氏が37回にわたって秋篠宮をインタビューした、『秋篠宮』という本が話題である。皇嗣という立場にある秋篠宮が「肉声」を公開したのは、よほどの覚悟からであったことは想像に難くない。
だが、その受け取られ方は残念ながら、秋篠宮が望んでいたであろうものにはなっていないようだ。
J-CASTニュース(5月18日付)は「話題の『秋篠宮』インタビュー本、Amazonがレビュー制限 『通常ではない投稿状況が確認された』」と報じている。
「Amazonでは低評価が目につき、中には読んでいないにもかかわらず酷評するユーザーがいるという。
18日夕に実情を確認すると、『天皇制』カテゴリーで売れ筋ランキング1位だったものの、評価は5点満点で1.6点だった。125件の総レビューのうち約8割が最低評価だった。女性自身が指摘するように、購入せずに書き込んだとみられるレビューも散見された。
こうした事態を受けてか、Amazonが対応に乗り出している。レビューの書き込みページを閲覧すると『申し訳ありませんが、この商品のレビューを受け付けることができません。通常ではない投稿状況が確認された等いくつかの理由により、この商品のレビュー投稿は制限されています』と表示された」
「小室さんには厳しいのに、娘には甘すぎるのではないか」
今でもAmazonレビューには「民間人の借金に口を出すことや、NYにいる民間人に税金で援助することも許されているのか? そのあたりも突っ込んでほしかったと思う」「いったい誰に向けて書かれた本なのだろう? 皇室ファン? 秋篠宮ファン? 大勢の批判的な一般国民? たぶん、誰も満足させられないと思う」などという辛辣なコメントが並んでいる。
女性自身(5月31日号)は、本を読んだ宮内庁関係者の話として、
「結婚問題について、小室さんへの厳しい言葉が掲載された一方、眞子さんに対しては苦言めいた言葉はいっさいないのです。
秋篠宮さまと眞子さんの関係は、いまだに冷え込んだままのようですから、親子を引き離した小室さんへの“恨み節”のようにも感じられました」
さらに、「小室さんは独断で、説明拒否や突然の留学といった行動をとったわけではなかったのです。眞子さんの指示があったはずなのに、その点には触れられていません」と、娘の夫には嫌悪感を隠さないが、娘には大甘ではないかと見る向きが多いようである。
たしかに、眞子さんは2021年10月の結婚会見で、このようにいっていた。