ビジネスの現場は、特に技術の入れ替わりのスピードが速く、最低限のアプリやデバイスに適応していることを前提に仕事は進んでいきます。
「それは使ったことがありません」「対応していません」「自分はできません」とスルーし続けていると、いつの間にか社内でもプライベートでも「遅れた人」「面倒な人」と思われてしまうことにもなりかねません。
「できない人」は「やる気のない人」と認定…
というのも、万人に間口を広げていて、誰でも使えるテクノロジーを使わないというのは個人の選択であるため、「できない人」ではなくて「やる気のない人」と認定されてしまうからです。
やる気がない人は、使う気のないテクノロジーの穴を、誰かに代わりに埋めてもらう状況を作ってしまいます。だから、使っている人にとっては関わること自体が面倒になるのです。これが仕事の場合なら、全体のパフォーマンスを悪化させる要因にもなってしまうでしょう。
人間は皆、基本的な能力にはさほど大きな違いはありません。「10人の人間にできていることは、自分にもできるかもしれない」「100人にできることなら自分にも絶対できる」と認識をスイッチして、新しいことに挑戦できる日々を楽しんでください。
0.2%の改善は、お金や時間を浪費しない小さな方法を
「0.2%の改善」を実践する際には、注意点が2つあります。
1つは、くれぐれも「お金」がたくさん必要になるようなことには手を出さないこと。「自分を変えたい」と行動していると、いつの間にか近寄ってくるのが高額セミナービジネスです。
高いお金を払うと、大きな投資をしたこと自体に満足してしまい、実際には何も行動しないことにもなりがちです。また、あまりにも高額なものは負担が大きく、何回も続けることが難しくなります。
できるだけ、お金や時間などのリソースを浪費しない“小さな方法”を、複数回行うことをお勧めします。