仕事にやりがいを感じられないときには、どうすればいいのか。ブロガーのフミコフミオさんは「そもそも仕事は個人的な楽しみや達成感を得るためのものではない。つまらなくて当たり前という意識を持つと、小さな楽しみを見つけやすくなる」という――。
オフィスの窓の外を見ている日本人男性ビジネスマン
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すべての仕事には得るものがある

こんにちは、僕はフミコフミオ。食品会社で働くサラリーマンだ。今は中間管理職で上下からの圧を楽しみに変えながら日々の仕事に当たっている。今回は「やりがいのある仕事」をテーマにお話ししたい。

そもそも、「やりがい」とは何だろうか。

人の数だけやりがいはあるが、「やる/やったかいのあること」が一般的な意味といって差し支えないと思われる。ひとことでいえば「見返り」になる。

仕事に当てはめて考えてみると、やりがいのある仕事とは、取り組むことあるいは完遂することによって利益や技術や経験といった得るものがある仕事ということになる。

この視点から考察すると、すべての仕事はやりがいのある仕事になるのだ。

なぜなら仕事とは(赤字事業でないかぎり)利潤を生むためにサービスを提供する行為だからだ。少なくとも利益が得られていれば、すべての仕事はやりがいがある仕事である。

仕事においてやりがいの有無が問題になるときは、「気分が乗らない」「やりたくない仕事に取り組んでいて、楽しくない時間を過ごさなければならない」ときだ。だが、先ほど述べたとおり仕事とは取り組んでいることでやりがいは得ている。利益、技術、経験、どれかひとつは得ている。最低でも一つは得ている。失敗も経験になる。

利益につながらない仕事も実際はある。だが、取り組んでいる仕事が利益を生まなくても、投資や研究のように後々の利益につながったり、会社や事業全体では利益を出していたりするので、やりがいのない仕事はないといえる。