通信速度を重視する人は大手のサブブランドを選ぶべし
格安SIMと聞くと通信速度が遅いイメージがあるかと思いますが、大きく分けて2種類あることをまずは知っておきましょう。
1つ目は大手携帯電話会社の通信回線を借りるMVNO(仮想移動体通信事業者)のサービスで、たとえばmineo(マイネオ)などがあります。
そして2つ目は、大手携帯電話会社が展開する、サブブランドと呼ばれる低価格帯のサービスで、auのサブブランドのUQ mobile、SoftBankのサブブランドのY!mobileがあります。
MVNOは料金プランの安さが魅力ですが、大手携帯電話会社から借りる通信回線の量が限られているため、時間帯によっては通信速度が不安定になる傾向があります。一方、サブブランドは大手携帯電話会社の回線をそのまま使っているため、通信速度が比較的安定しているのが強みです。
数年前はMVNOよりサブブランドの方が、料金プランは少し高く設定されていましたが、今は両者の価格帯にだいぶ差がなくなってきました。そのため、通信速度が気になる人は、比較的安定しているサブブランドを利用するのがいいかと思います。
また格安SIMに乗り換える際の注意点として、キャリアメールと言われる、携帯電話会社が提供するメールアドレスが使えなくなりますが、Gmailなどのフリーメールを代わりに使えば特段困りません。電話番号はそのまま引き継いで使うことができます。
20GB使えて月1980円と低価格のmineo
では、主な格安SIMを、分かりやすくまとめて紹介します。それぞれの特徴の違いを知って、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。今は、家電量販店などに実店舗を構えている格安SIMも多いので、気軽に話は聞きに行けますし、手続きをサポートしてもらうこともできます。
ちなみに、データ通信量によって各プランの料金が変わるので、自分が毎月データ通信量をどれくらい使っているかは、利用明細書や携帯電話会社のマイページにログインして確認しておきましょう。