セブン-イレブンは、創業以来、既存の概念を打ち破って、挑戦し続けてきました。その舵取りを担ったのが、創業者・鈴木敏文氏です。流通業の未来を考え続ける鈴木氏が、「お客様の立場で考える経営」を実現する思考法について語ります。
いまや利用しない日はないというほどに、消費者の生活の中に浸透しているコンビニエンスストア。そのなかでも、セブン-イレブンの1店舗当たりの平均日販は65万6000円と、他のチェーンと比較して11万6000円も高く、その存在感はひときわ大きくなっています。セブン-イレブンは、創業以来、既存の概念を打ち破って、新しいことに挑戦し続けてきました。その舵取りを担ったのが、創業者・鈴木敏文氏です。
第一線を退いたいまもなお、流通業の未来を考え続ける鈴木氏が、セブン-イレブンの競争力の源といえる「お客様の立場で考える経営」を実現する思考法について、次世代の経営者に向けて惜しみなく語ります。
▼動画のテーマ
・コンビニ業界市場飽和論について
・セブン-イレブンはこうして誕生した
・年間売上1兆4500億円「セブンプレミアム」に学ぶ商品開発力
・ビッグデータの受け止め方 etc
※本動画は2020年12月15日に東京・一橋講堂で収録したものです。
講師プロフィール
鈴木敏文(すずき・としふみ)
セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問
1932年長野県生まれ。中央大学経済学部卒業後、東京出版販売(現トーハン)を経て、63年イトーヨーカ堂入社。73年セブン-イレブン・ジャパンを創設し78 年社長に就任。92年イトーヨーカ堂社長、2003年イトーヨーカ堂およびセブン-イレブン・ジャパン会長兼CEOに就任。05年セブン&アイ・ホールディングスを設立し、会長兼CEOに就任。16年から現職。
モデレーター
勝見明(かつみ・あきら)
ジャーナリスト
経済・経営分野において執筆・講演活動を続ける。テーマは「イノベーションを生む知の作法、組織行動、リーダーシップ」。鈴木敏文・セブン&アイ・ホールディングス 会長の経営学を読み解いた3部作『鈴木敏文の「統計心理学」』、『鈴木敏文の「本当のようなウソを見抜く」』、鈴木敏文の「話し下手でも成功できる」』。知識創造理論提唱者、野中郁次郎・一橋大学名誉教授との共著シリーズ『イノベーションの本質』など著書多数。