大人の勉強はどう進めればいいのか。社会人になってから勉強に目覚めたという原マサヒコさんは、記憶術やノート術などの名著100冊からベストメソッドだけを選んで「最速で結果を出せる勉強法」を築き上げた。その一部を紹介しよう――。(第2回)

※本稿は原マサヒコ『世界一やさしい超勉強法101』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。

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2種類のアウトプットで学習しよう

何らかの試験勉強をする場合、インプットをしたらすぐにアウトプットすることが重要です。覚えた知識は、実際に問題を解いて書き出すことができなければ意味がありません。そのためにも、どんどん問題を解いていく必要があります。

では、試験勉強をする際にはどんな問題をどんな順番で進めていけばよいのでしょうか。TV「東大王」にも出演し、東京大学法学部に在学中に司法試験の予備試験にも受かった鈴木光さんの著書『夢を叶えるための勉強法』でオススメされている、2種類のアウトプットをご紹介していきましょう。

まず1つ目は「同じパターンの問題を短期間にたくさん解く」というもの。覚えたての早い段階では、同じパターンの問題を10題、20題と効率の良い解法でまずは解いていくのです。そうすることで変なクセがつきにくく、ムダなく勉強を進められるというわけです。また、インプットをしてすぐにアウトプットすることになるので、知識の定着を深めることもできるといいます。