「手に職+お金の知識」で雰囲気が変わった
モラハラ夫の束縛から逃れ看護師として活躍されている神山さんは、離婚をきっかけに資産運用にも目覚め、iDeCoとNISA、それに不動産投資もしています。また、今後もし子どもを持ってフルタイムで働けなくなった時にも、看護師の資格があると採血や点滴の単発仕事はよくあるそうで、「仕事を中断せずに済む」という話もしていました。
そして何より、今の神山さんは自信がみなぎっているのがよくわかります。生きていても心が死んでいるような数年前とは大違いです。「昔の自分は暗かったけど、老後の心配もなくなったから、好きなことに打ち込めて楽しいんです」と話してくれました。
今は人生100年時代です。国にも会社にも余力がなく、夫だっていつまで元気に働けるかわかりません。どれだけキャッシュフローを長く維持できるかが、今後の人生において最重要課題になっていきます。この問題に、性別は関係ありません。ぜひみなさんにも、健康に、楽しく、長く続けられる働き方・ライフスタイルを考えてみてほしいと思います。
(聞き手・構成=小泉なつみ)