フォロー相手を多様にすれば、自分の読者も多様になる

少しがんばって英語を読む気があるのなら、海外の人にも目を向けるといいだろう。

成毛眞『バズる書き方 書く力が、人もお金も引き寄せる』(SB新書)
成毛眞『バズる書き方 書く力が、人もお金も引き寄せる』(SB新書)

たとえばアメリカの黒人差別問題については、やはりアメリカ人のアーティストなど、その国に住んでいて事情に明るい人をフォローするのがもっとも情報が早く指摘も鋭い。

フォロー相手や友達が偏れば、自分が発信するネタも次第に偏る。そしてネタが偏れば、当然読者も偏る。

しかし日々、多様な情報源に触れることで、「今日は20代男性向け」「明日は40代男性向け」「今日は政治ネタ」というように自分の発信が多様になれば、自分の読者も多様になる(さすがに自分とかけ離れすぎている人を対象に書くことはできないが)。

端的にいえば、フォロー相手をちょっと工夫してSNSを多様な情報源とすることで、あなたのSNS上の発信は、日本語を読む約1億3000万人を相手にする発信となっていくはずなのだ。

こうして対象読者層を広げておくことが、バズることにもつながるのである。

POINT
・書くネタは面白い人が発信しているものを拝借する。
・フォロー相手の属性をバラけさせることで、書き手としての視野が広がる。
・投稿をブラッシュアップするには、フォロワーや友達の整理整頓も重要。
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