たまたま入ったフランチャイズ業界で得た知見
私の場合でいうと、ウェブマーケティングができ、フランチャイズ業界に精通し、フリーランスである、となります。この3つを併せ持つ人材は、かなり限られるでしょう。
「自分の得意分野はこれとこれとこれにしよう」ということをはじめにすべて決める必要はありませんが、若いうちに得意分野をかけ合わせたいのであれば、分野を決めて重点的に伸ばしていくことが必要になります。
私がフランチャイズの領域に飛び込んだのはあくまでたまたまです。しかし、そこには実際に入ってみないとわからないことが多々ありました。
たとえば、フランチャイズにはコンビニや大手外食産業以外にも、学習塾やデイサービス、ハウスクリーニング、美容マッサージ等々さまざまな業種があること。むしろ世のチェーン店の大半が、フランチャイズであること。
またフランチャイズ業界は、長年にわたり同じ担当社、同じ代理店で回し合う、ある意味で閉ざされた業界で、若者がほとんどいないこと、等々です。
ほとんどの人が入らない領域だからこそ有効だった
こうした事実をきちんと認識している人は、私の周りではほとんど見当たりません。
そしてフランチャイズのような、他の人がほとんど入り込まない領域に携われたことは、今となってはとてもよかったと感じています。
いまだに、StockSunの中でも私しかできないようなフランチャイズ関連の案件が舞い込むことがよくあります。
したがって今の若者があまり目指さないような、ニッチだったりアナログだったりする業界にあえて飛び込んでみるのも、キャリア作りには有効だと思います。