若年層や女性に愛想をつかされた文在寅
韓国の世論調査会社「リアルメーター」発表した調査結果によると、政党支持率は革新系与党「共に民主党」が35.6%で、保守系最大野党「未来統合党」は34.8%になった。「未来統合党」は今年2月の結党後最高を記録し、両党の差が1ポイントを下回ったのは初めてという。文大統領の支持率も2017年5月の就任当初は8割を超えていたが、最近は若年層や女性に愛想をつかされて40%台にまで落ち込み、反日カードで窮地をしのぐ常とう手段に出ているのは理解できる。
だが、「歴史」は動かせない。文大統領の任期満了まで残り2年もあるのはうんざりするが、いい加減に韓国政府の「不始末」を率直に詫びるべきだろう。現実逃避を繰り返しているだけでは韓国に明るい未来はないということを理解すべきだ。歴代大統領が不幸な道を進むことの多い韓国で、文大統領はどのような結末を迎えるのか注視していきたい。