年収400万円男性を、女性は相手にするか

石橋翔一さん(仮名)は32歳の独身で、中堅メーカーに勤める会社員だ。東京の多摩地区でアパートを借りて一人暮らしをし、都心にある本社に通勤している。会社での肩書は営業部主任。現在の年収は400万円だが、生活が安定してきたので、「そろそろ結婚したい」と真剣に考え始めた。

当然、結婚に伴う費用が必要になる。ところが、石橋さんはお金があれば景気よく使ってしまうタイプで、蓄えが少ないのがネック。社交的な性格で、同僚や取引先、友人と飲み会や遊びに行くのが大好きなせいか、交際費がやたらとかかる。トレンド情報の収集にも余念がなく、スマートフォンなどの通信費もばかにならない。