予算を立てるときの3つのポイント

家賃にお金をかけすぎない

家賃はたいていの人にとってもっとも大きな支出だ。特に若いうちは収入が少ないので、多少の住みにくさや狭さはあっても家賃を抑えたほうがいい。家賃を抑える方法は、ルームメイトと一緒に住む、駅から遠いなど条件の悪い場所に住む、狭い部屋に住む、勤め先が都会なら少し離れた郊外に住む、などがある。しかし、こういった我慢が必要なのはおそらく若いうちだけだ。年齢が上がって収入が増えれば、住環境はもっと改善するだろう。

小さな出費に気をつける

自分でも気づいていない出費で、1カ月に数百ドルぐらい使ってしまうのはよくあることだ。スターバックスに毎日通う、夕飯はコンビニ弁当を買って帰る、スポーツジムの会費、iTunesのダウンロードなどなど、小さな出費のタネはいたるところにある。コーヒーが飲みたいなら、職場のタダのコーヒーを飲もう。

夕飯はなるべく自炊する。スポーツジムも、自治体のスポーツセンターを活用すれば費用はぐっと安くなる。音楽が聴きたいなら、ラジオなら無料だ。社会人になってまとまった給料をもらうようになると、お金を使いたくてたまらなくなる。しかし、そこはぐっと我慢だ。若いうちに倹約生活を送っていれば、いずれ豊かな生活を楽しめるようになる。

もしもの備えを万全に

生きていれば、お金のかかる不測の事態にたくさん遭遇する。不測の事態なので、いつ遭遇するかを予測するのは不可能だ。交通違反で多額の罰金を払うことになるかもしれないし、パソコンが壊れて買い換えることになるかもしれない。1年を通してみれば、不意の出費の分をどこかの節約で補えるかもしれないが、お金が必要になったときにすぐに払えるだけの備えは必要だ。