糖質は体を動かすのに必要なエネルギーですから、朝や昼の活動中なら多少は食べていいのですが、その場合でもパンよりご飯がおすすめです。パンやパスタ、うどんなど小麦製品には、グルテンというタンパク質が含まれています。これは分解されにくいため腸の中に長くとどまります。食べ続けると粘膜が炎症を起こし、胃腸の膨満感、下痢、便秘、疲労感、骨や関節の痛みを引き起こすこともあるとされています。一方、米にはグルテンが含まれず、胃腸の悪い人にもおすすめなのです。

焼肉屋さんでは何を食べればいいか

メタボの人は、糖の吸収を抑えるために玄米を食べるといいでしょう。ただし、玄米に含まれるフィチン酸は鉄分の吸収を阻害するので、やせ型の女性やよく体を動かす人は精製米にしたほうがいい。鉄は運動中に汗としても流れ出るし、筋肉を維持するには鉄の補給が必要だからです。

炭水化物は頼まず、牛タン塩や、牛ロースなどの赤身肉を中心に頼む。サラダやサンチュ、キムチなど野菜もしっかり摂取しよう。(Getty Images=写真)

カギになるのは、タンパク質・鉄・ビタミンCです。牛や羊の赤身肉はタンパク質と鉄のほかに、ビタミンB群や亜鉛も多く含まれているので積極的に食べてください。ビタミンCは鉄の吸収を助け、骨や軟骨のコラーゲン再生に働き、骨折の改善にも役立つと考えられています。葉物野菜のサラダなどを肉の付け合わせにするといいでしょう。

忙しいビジネスマンは、戦闘ホルモンであるアドレナリンの分泌が多く、交感神経が活発になっているので胃腸が動きにくい状態です。そのため、タンパク質をプロテインで摂取しようとしても、おなかが張って、吸収が悪くなります。タンパク質の吸収がうまくいかないと腰痛や肩こりの原因になります。リラックスして食品をよく噛んで食べることで、唾液や胃液などの消化酵素が出て、消化・吸収力が高まります。

【結論】牛や羊の赤身肉を積極的に食べよう。サラダを付け合わせに

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(構成=南雲つぐみ)