良質な睡眠のための3つのキーワード

寝入りばなの90分を最高の状態にするには、以下の方法を日常に取り入れてみてください。

①朝きちんとした時間に起き、朝食を食べる。
②日中、適度な運動を行う。
③3食しっかり食べる。
④集中する時間とリラックスする時間のメリハリをつける。
⑤就寝する時間を固定化する。
⑥寝る90分前に40℃程度の風呂に15分ほどつかる。
⑦寝る前はパソコンなどのブルーライトを浴びない。
⑧睡眠のルーティンを決める。

上記の改善ポイントに含まれるキーワードは3つ、「体温」「脳」「スイッチ」です。

まず「体温」ですが、人間には臓器などの「深部体温」と、手足で感じられる「皮膚体温」があります。この2つを調整することで心地よい睡眠に誘われます。それを手っ取り早く人工的に行えるのが⑥の入浴です。

「脳」と「スイッチ」に関していえば、脳はストレスや外界の刺激に影響を受けやすいもの。“いつもの環境”を整え、単調な状況にすることで、「これから眠りますよ」と脳のスイッチを入れることができます。

脳の仕組みを賢く利用して、良質な睡眠をとりましょう。

▼キーワードは3つ、「体温」「脳」「スイッチ」だ

(構成=三浦愛美)
【関連記事】
週末に平日より2時間長く寝る人は"睡眠負債"
看護師の妻と暮らす夫は最強の「勝ち組」
ヤバい病院は「待合室」を見ればモロバレ
"気軽に抗生物質&ロキソニン"が怖いワケ
なぜ日本は"職場の人間関係"が世界一悪いのか