これからの時期、猛威を振るう風邪とインフルエンザ。治療のために「抗生物質」や「抗インフルエンザ薬」の処方を医師に求める人も多い。だがそれは最善の行動とはいえない。専門医が最新の治療法を解説する――。
※本稿は、「プレジデント」(2018年12月31日号)の特集「本当にいい病院は、どっち?」の特集記事を再編集したものです。
▼風邪
家にある余った抗生物質を飲むと起こる体の異変
聖路加国際病院で循環器内科医として勤務する水野篤医師は、患者との薬への意識の違いをこう話す。
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