生産性維持のため睡眠は確保すべし

アンケート結果が示すように、日本の経営者の一日の睡眠時間は7時間以下が89%と、サラリーマン全体よりも短い傾向にある。今回のアンケート結果では、ウエートトレーニングなどの運動や、サプリメントの摂取を習慣にしているにもかかわらず、睡眠時間は4時間と答える経営者が目立った。だが、これが社員の生産性低下をもたらしていると精神科医で、ベストセラー作家でもある樺沢紫苑氏は警鐘を鳴らす。

川口 俊●DeNA Games Tokyo社長 2013年、DeNAに入社。16年よりDeNA Games Tokyoのプランナーマネージャーを担当。企画部部長を経て、18年、DeNA Games Tokyoの社長に就任。

「睡眠時間が6時間以下の人は明らかに日中のパフォーマンスを下げています。睡眠と脳の関係を調べた研究によると、現代人の最低必要睡眠時間は7時間です。忙しいから睡眠を削るのではなく、忙しいからこそ睡眠をとり体を回復させるべきなのです」

(撮影=鈴木俊之、横溝浩孝)
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