悪くすると、途端に仕事や生活に支障を来す「目」。そんな大切な目を、世間の人たちはどのようにケアしているのだろうか。「目に関する後悔」も含めて1000人に本音を聞いた。
目が悪くなっても、治療で満足度向上
目は起きている間は常に忙しく動き、視覚から得られる情報は人間が得る情報の80%以上を占めるといわれる“働き者”である。脳にも直結しており、人体で最も重要な器官の1つといえるだろう。にもかかわらず、そのメンテナンスやリスク管理について、あまりにも無頓着ではないだろうか。
プレジデント誌が行ったアンケート調査(2019年5月実施)でも、「かかりつけの眼科医」はいるかという設問に対して、「いない」と回答したのは68.5%(図1)。「1年以内の眼科検診・健診の有無」についても、病院、学校や企業、自治体での検診も受けていないという人が58.1%に上った(図2)。ちなみに、「歯」については「かかりつけの歯科医がいる」人が70.8%、「1年以内に歯科検診・健診を受けている人」は100%だった(プレジデント誌19年3月18日号で実施のアンケート調査より)。
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