話題の翻訳機をガチンコ検証!
10年以上英語と向き合っていない私にとって、ソースネクスト社の翻訳機『ポケトーク』は、「英語嫌いな私でも外国人と話せるかもしれない」という希望を抱かせるものだった。
使い方はシンプル。Wi-FiかSIMカードを使ってネットに接続し、翻訳したい言語を74言語から選択するだけで準備完了。あとはボタンを押しながら音声を吹き込むと、翻訳されたテキストが画面に表示され、音声も出る。これを繰り返しながら会話していくという仕組みだ。
2018年の日経優秀製品・サービス賞で最優秀賞を受賞するなど知名度も評価も高い代物だが、東京に住んでいる私ですら、使っている人を実際に見たことはない。はたして本当に外国人とコミュニケーションが取れるのか。外国人観光客が多い浅草で試してみよう。
「エクスキューズミー」
1人の欧米人男性に声をかけた。さすがに第一声から突然ポケトークを向けるのは不自然なので、挨拶くらいは自分で言うことにした。
ポケトークに「雑誌の取材に協力してください」と吹き込むと、ポケトークからは「Will you cooperete in the interview of the magazine(雑誌の取材に協力してもらえませんか)」と表示され、自動で音声が流れた。これが翻訳機だとわかってもらえたようで、男性は「OK」と言ってくれた。まずは簡単な英会話を試してみよう。
日本語の右ボタンを押しながら「日本の好きなところと嫌いなところを教えてください」と音声を吹き込む。こんな英語、自分の口で言えと言われたらきっと言えないだろう。
意味は通じたようで、男性は英語で返答してくれたが、翻訳ボタンを押すのが間に合わなかった。ボタンを押しながら話してください、とは英語で言えないからなぁ。ボタンを押してからもう1度話してもらう。
「寺院はとても美しい」
ちゃんと会話になった! ポケトークなしでは、この会話はありえなかった。思わず笑顔になる。
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