互いの関係に違法行為がなかったことを確認するのは重要でしょう。違法性がなかった≒適法性があったという意味なので、『お互い、よい時間を過ごしたし、間違ったことはしていないよね』という証拠を残しておくべきですね。

パワハラで気をつけるべきことは極力密室をつくらないことです。他人に見られているほうが、抑止力になり、いざというときに証言も得られます。

あと、職場でトラブルになったときは、「なあなあ」にして切り抜けることも大切です。普段からおやじギャグを言うようなキャラだったら意外と「もうしょうがないなぁ」と周囲が許してくれることもあります。あくまでもTPOによりますが、どんなときでも対応できるよう、たくさんのダジャレを準備しておきましょう(笑)。

▼野澤弁護士の「言い方の法律診断」○か×で答えよう!
●遅刻の言い訳
1.トイレなど実際に行ってアリバイをつくる
2.なあなあにする
3.行ってないところに行ったと嘘を上塗り
●会いたくない人と関係を絶つ
4.スッパリ綺麗に連絡を絶つ
5.返信を徐々に遅くする
●高慢上司の間違いを指摘
6.少しでも「ここはわかる」と理解を示す
7.メールで丁寧に書く
8.ほかの人がいる大部屋で話す
●職場恋愛の縁を切る
9.ルールを決めて別れる
10.破局理由を分析し伝える
11.思い出を共有する
●イライラしている人をなだめる
12.オヤジギャグで乗り切る
13.何にイライラしているのか聞く
●息子に勉強させる
14.今は勉強を押し付け、大人になってから理解してもらう
15.家に受験案内を置く
16.学歴社会の現実を教える