プレゼンテーションの成否の判定は「質問」

わがキングストリーでは、クライアントのプレゼンテーションの成否をそのスタイルよりも聞き手の質問によって判定する。

プレゼンターが聞き手の頭の中の対話に火をつけていたら、プレゼンテーションの後の質問は、プレゼンテーションの重要な細部に関するものが中心になる。それに対し、聞き手が話し手との頭の中での会話に参加していない場合には、彼らの質問はおざなりで、プレゼンテーションの要点におおまかにしか関係していないものになる可能性が高い。

だから、今度プレゼンテーションをするときは、自分の主張が修正されたり批判されたり、さらには異議を唱えられたりしたら、喜んでいただきたい。それは聞き手がこの会話をまだ続けたいと思うほどプレゼンテーションによって深く会話に引き込まれていた証しなのだから。

(翻訳=ディプロマット)