アイドルグループ「乃木坂46」のエースとして注目を集める齋藤飛鳥。女性ファンも多く、今年だけで20を超える雑誌の表紙を飾った。「人が多いのは得意じゃない」と語り、休憩時間は一人で読書をする齋藤が、グループ初の上海単独公演で見せた素顔とは――。
(写真提供=毎日放送)

「私でいいんですか」と控え目な初日

今やテレビ・映画・雑誌など各方面で見ない日はない大人気グループ、乃木坂46。白石麻衣・西野七瀬とともに人気3トップを形成し、グループのエースとして注目を集めるのが20歳の齋藤飛鳥だ。

ドキュメンタリー番組「情熱大陸」では、トップアイドルとして多忙な日々を送る齋藤の40日間に完全密着。これからのグループを担う胸中や、アイドルらしからぬ意外な素顔が明かされた。

(写真提供=毎日放送)

齋藤飛鳥はこの8月で20歳になった。その魅力はマスクで顔が覆われてしまうほどの小顔と、抜群のプロポーション。単独の活躍も目覚ましく、今年だけで20を超える雑誌の表紙を飾り、CMや映画にも進出している。

それでも取材初日の第一声は、「私でいいんですか?」と、あくまで控え目だった。

【齋藤】「高校は通信制だから通ってはいなくて、中学校と小学校は地元に行っていたけどほぼ通学はしていないです。小学5、6年生になって自我が出だした頃から、学校そのものが得意じゃないことがわかって行かなくなった」

休憩時間は一人で読書

決して社交的ではなく、人の上に立つなんてもってのほか。だが今や乃木坂46の中心的存在だ。間近に迫った初の海外単独公演では、予定される31曲中、11曲のセンターを任されている。

リハーサル合間の定位置は決まって端っこの齋藤。「人が多いのは得意じゃない。すぐ端っこに行っちゃうんです」と笑う。休憩時間には一人で読書をしている。そんな齋藤は、同じメンバーの白石麻衣とCM撮影に臨んだ際も“らしさ”全開だった。

2人は共に結成当時からのメンバーだが、当初からグループの中で輝いていた6歳年上の白石とは違い、齋藤は遅咲きと言っていいだろう。