県知事就任から1年と7カ月が過ぎた。支持率89.5%。全国的な 「東国原ブーム」 で県産品が爆発的な売れ行きを見せる。しかし、「県政改革」 の実像がいまだに見えない。「タレント民主主義」 の危険性に迫る。

県産品を売ることが本来の知事の職務か?

福田内閣改造の8月1日、宮崎県の東国原英夫(そのまんま東)知事は報道陣に「首相官邸から電話があると思って待っていたけど、こなかった」と述べた。誰もがいつものタレント知事の受け狙いのジョークと聞き流したが、「案外、本気かも」と思った人もいた。

東国原知事には大臣への「華麗なる転身」を夢想しても不思議のない状況があった。遅れて今年2月に登場した大阪の橋下徹知事と並んで、全国区で高い人気を誇っているからだ。