節約法のポイントは、「楽しみ」を削らないこと
「お金は無理せず貯められる」と断言するのがファイナンシャル・プランナーの飯村久美氏だ。
「ストレスになる節約は絶対に続きません。私も以前は赤字体質で、がんばって家計を切り詰めているのに、お金が貯まらない時期がありました。こんなにがんばっているのになんで赤字なの! といつもイライラ。もちろん挫折しました。そんな経験から、楽しくて長く続けられる節約法がないかと、自分と向き合いながら考えたのです」
飯村氏の節約法のポイントは、「楽しみ」を削らないこと。
「最もやってはいけないのはお小遣いを減らすことです。減らすなんてもってのほかで、あえて増やすことをお薦めします」
40代の夫婦が、飯村氏の方法を実践しながら6年間で1000万円貯めたという事例も。
「総務省の家計調査では、60歳以上の夫婦無職世帯の赤字は月々約6万2000円。老後を25年間として計算すると、約1800万円不足していることになります。私は定年までに貯める目標額を2000万円に設定。今から“貯まる生活”にシフトすれば、この老後資金をつくるのは難しくありません」
一方、企業コンサルタントの石川貴康氏は「生活の質を上げたら、使うお金が減った」そう。
「洋服や靴はよいものを買って長く使う。だから、めったに買いません。有機野菜の宅配を頼んでいて、外食することはほとんどなくなりました」
普段から、Reduce(減らす)、Reuse(再利用)、Recycle(再循環)の“3R”を意識して生活。
「物を使い捨てしないようにしています。例えばわが家では、ティッシュペーパーはほとんど使いません。無理しているわけではなく、これが自分たちにとって気持ちいい生活なんです」
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