▼石川貴康さんの「貯金の裏ワザ」
生活の質を高めれば、使うお金は減っていきます
有機野菜の宅配便で、外食する暇がない
わが家では、食材は週1回届く宅配サービスを利用しています。その食材を使って、基本的に毎日自炊。産地直送の無農薬・低農薬の有機野菜や、豚肉、豆腐や納豆などが入って、1週間7000円。月にすると、約3万円です。次に届くまでに使い切るのが忙しいという理由もありますが、素材がよいので簡単調理するだけでも本当においしく食べられます。必然的に外食はしなくなりました。
コーヒーや紅茶、緑茶などの飲み物は、自宅でつくったものを水筒に入れて持ち歩きます。妻も、中学生の娘、小学生の息子も同様です。豆や茶葉は好みのものを自分たちで選んでいます。コンビニでペットボトルの飲み物を買うことはまずありません。家族4人がペットボトルを1日1本買うとすると、1カ月約1万8000円。コーヒー豆や茶葉代は5000円程度。はるかにオトクです。そのうえおいしいのです。1カ月の食費は家族4人で5万円内に収まっています。
とことんエコ生活! ティッシュは使わない
大学時代から、環境問題には関心があり、エコ(環境にいい)生活を心がけていました。子どもが生まれてからは、自分が遊んでいた海や川を子どもたちに残せないのは残念で、より強く意識しながら生活するように。
たとえば、台の汚れを拭くときには布巾や雑巾を使い、ティッシュペーパーはほとんど使いません。布類もとことん使い続けて、最後は鍋などを拭いて捨てる。ラップも使いません。余ったごはんやおかずは、ガラス製の容器に入れて保管します。ごみを減らす、物を長く使うという視点から、身につけるものは、できるだけいいものを買うように心がけています。靴やバッグ、洋服など、めったに買わなくて済みます。着ていて優雅な気持ちになれるし、一石二鳥です。