不況の影響で、再び「就職氷河期」に突入した就職戦線は、厳しさを増している。企業各社は採用人数を絞り込んだため、大学の厳しい選別が行われている。有力人事マンが採用の舞台裏を語り尽くす。
【化学】今の状況下ではインプット能力とアウトプット能力の両方を兼ね備えた人材が求められている。インプット能力を測るには、大学の偏差値でなんとなく代替できるが、それだけ高くてもビジネスでは使いものにならない。やはり、問題を解決する力、新しいものをつくり出すアウトプット能力がなければいけない。インプットとアウトプット能力はある程度相関はあるが、別のものだ。両方の能力が高いほうがビジネスパーソンとしては成功するだろう。実際にある調査ではインプット、アウトプット両方が高いのはなんと学生レベルでは5%もいないという。逆に企業の幹部クラスを対象にしたアセスメントでは、両方の能力を持っている人は50~60%もいるそうだ。
【サービス】情報収集力もあり知的能力が高いだけではダメだ。それを活かしていかに成果に結びつけるかが問われている。そういうことができそうかどうかは適性試験や面接でも厳しくチェックしている。でも学生と接していて、感覚レベルでも5%もいないね。
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(宇佐見利明=撮影)

