毎月分配金型のメリットとデメリットをよく知る

これは、一定期間内に投資商品への投資から得られる総合収益を指し、キャピタルゲインやインカムゲインといった利益の合計額を投資コスト(購入価格)で割って求められる。いわば、投資信託の運用成績を表す指標のひとつである。

2014年12月1日から、投資信託の「トータルリターン通知制度」が始まっており、保有ファンドの運用がどれくらいプラスあるいはマイナスになっているか、販売会社から通知を行うサービスも始まっている。

毎月分配金型に魅力を感じている人の多くが、分配金の高さにのみ注目しがちだが、分配金と基準価額いずれも関心を持って、自身でそのよし悪しを見極められるようになるのがベストだろう。

ちなみに筆者も保有している毎月分配型はある。ただ、職業柄上の「必要経費」みたいなもので基本的には、ファンドや株式を複数銘柄組み合わせて、毎月あるいは公的年金のように2カ月に1回といった頻度で受け取れるようポートフォリオを組んでいる。読者の皆さんには商品の特徴とリスクをよく考えて、決めたい。

いずれにせよ、頑張って老後資金を貯めるのは良いけれど、怖くてどれくらい使ったら良いかわからないという高齢者も少なくない。老後に向けての資産形成は重要だが、「いかに貯めるか」だけでなく、それを「老後、いかに使うか」ということも考えておく必要があるのではないだろうか。

とにかく、何人たりとも、墓場にお金を持っていくことはできないのだから。