網膜や肝臓を再生、根本的に病気を治す……医師から転じてバイオベンチャー「ヘリオス」を起業した鍵本氏。そのターニングポイントとなったのは、ある3人の患者との出会いだったという。
京都大学山中伸弥教授のノーベル賞受賞以来、官民を挙げて再生治療の取り組みが進んでいる。実用化に向けてさまざまなバイオベンチャーが生まれており、ヘリオスはその一つだ。
社長の鍵本忠尚氏は熊本県出身で、九州大学医学部卒業。九州大学病院で眼科医として勤めた後にアキュメンバイオファーマを設立。さらにiPS細胞の製品化を目指してヘリオスを設立した。臨床医から転じて起業したのはなぜか? 鍵本忠尚氏と田原総一朗氏の対談、完全版を掲載します。
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