なぜ上司が部下の家へ訪問して家事育児するのか?

前回記事(政府発「女性活躍」は、むしろしんどい現場の女性 http://president.jp/articles/-/20031)でレポートした通り、長時間労働を厭わない“体育会系”企業だったクルートHDの傘下の企業が最近、競うように新しいワークスタイルを導入している。

例えば、グループ数社が採用している「全員リモートワーク(在宅勤務)」や、リクルートコミュニケーションズが打ち出した「男性育休義務化」。さらには、リクルートマーケティングパートナーズ(RMP)が導入した衝撃的なプログラム“育ボスブートキャンプ”(共働きで育児中の社員の家にマネジャーが平日の3日連続で訪問し、普段親がしている育児・家事を親に代わってやる)だ。