「手頃価格」に新しい発見

こうしてアグレッシブに商品展開を行っていることに関し、「私たちは単に商品を販売したいとは考えていません。商品のその先にある生活やシチュエーション、商品を手にした人の笑い声や楽しい思い出を生み出したい。だからこそ、商品はすべての人にとって買い求めやすい値段でなければなりません」とヴィダル氏。商品の質、デザイン性の高さやユニークネスを、どれだけ購入意欲に繋げる値段で提供できるかが、同社にとってのチャレンジなのだそうだ。

「Affordable(=手に取りやすい)な価格であれば、お客さまの中に新しい発見があります。商品をどう使おうか、誰にプレゼントしようかなど、個々のクリエイティビティが刺激され、お客さま一人一人の人生を豊かにするきっかけになると信じています。一人でも多くの方に、『フライングタイガー コペンハーゲン』でしか味わうことのできない買い物体験があると思っていただきたいです。また、今後もブランドや商品を通じて人々に新しい視点や経験を促し、“人生を豊かにするきっかけ”をご提供したいと思っています。グループ全体では各国でシナジーを最大限に活用し、世界ブランドとしてのメリットを活かしていきたいと考えています」と意欲を語る。

現在、28の国と地域で600店舗以上を展開し、2015年にはアメリカに初進出するなどさらにグローバル化が加速させている同ブランド。日本国内でも、北海道や東北、東海、中国、四国など空白エリアへの進出へも期待が高まる。

プレゼントや日用品、仕事や趣味で使えるツールが豊富に揃い、なおかつ色使いやユーモラスたっぷりのデザインに気分も高まる「フライングタイガー」のアイテム。まだ未体験という方はぜひ、近くに店舗の足を運び、商品と価格、双方で味わえるハッピー体験を試してみてはいかがだろうか。

ザビエール・ヴィダル
ゼブラ(デンマーク)CEO

デンマーク出身。欧州小売大手テスコのバイヤー・マネージャー、英国2位のスーパーマーケット・セインズベリーのディレクター、ザ・ボディショップのマネージングディレクターを経て、2015年より現職。
フライングタイガーコペンハーゲン>> http://jp.flyingtiger.com/
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