あなたはどうして話すのだろう。人を叱るためか、物を頼むためか。最も重要なことは、「誰に」「なにを」ではなく、「なぜ話すのか」である。相手や場面に応じ、目的をみつめなおすことで、話し方は劇的に変わる──。
部下の「言い分」を聞く姿勢が重要
若い世代をうまく叱れない。そんな悩みをよく聞きます。世代が違えば、価値観も異なります。私の世代も“新人類”と呼ばれ、よく上の世代から「おまえたちは理解できない」と言われました。しかし、叱れないのは価値観の問題なのでしょうか。
ビジネスは人間の価値観よりも結果が優先される世界です。叱責が必要なら、価値観という曖昧なものではなく、結果が伴わなかった原因や問題があった行動を、客観的な事実に沿って、部下が納得するまで説明しなければなりません。
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