[和洋食]さくら亭

――南極海の船上で加工した絶品鯨ベーコン

築地仲卸「佃文」が18年前に開店。広い店内には寿司のカウンター、テーブル席、個室もある。寿司と伝統的な技法を守った和食が中心。昨年3月からは揚げ物も提供をはじめた。脂身の少ないサーロインを使ったスペシャルビフカツ2600円が人気。

東京都中央区佃1-11-8 ピアウエストスクエア1F TEL/03-5560-3321
営業時間/11:30~14:30(LO14:00)、17:30~22:00(LO21:30)
月休(寿司)、水休(和食) カード可 150席 和室・テーブル

 
オーナーが経営する仲卸のネットワークを生かして新鮮なネタを仕入れ。

【1】にぎり(佃)5500円。舌にからまるマグロのヅケは秀逸。

 

【2】鯨赤身の刺身1500円(上)。鯨ベーコン2000円(下)。鯨は鮮度の良いナガスクジラとミンククジラを臭みが少ない南極海の船凍品に限って仕入れる。

 

【3】魚の焼物(下田産金目鯛西京焼き、佐渡の寒鰤照り焼き)1500円。

 

【4】銀座久兵衛で修業した職人が一つ一つ丁寧に握る。

 

【5】前菜盛り合わせ。真鱈白子ポン酢、豆腐味噌漬、厚焼玉子、海老真丈ししとう串打、法蓮草、椎茸、油揚のお浸し。空豆塩茹で。唐墨。うなぎ山椒煮が彩り豊かに盛り付けられる。

 
(村上 敬=構成 宇佐美雅浩、大崎えりや(さくら亭)=撮影)
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