内定学生は「人の心に何かを残す」
今はインターンシップ制度を導入している企業も多いが、それに行ったからと言って即採用されるわけではない。されるわけではないが、チャンスは増える。
では、そこで長時間、何を見ているのか?
と、いろんな企業の採用担当者に話を聞きまくったところ、コミュニケーション能力やら、技術力やら、柔軟な対応能力やら適切なアウトプットやら、様々なご意見があったんだが、ひと言で言い切るのならば、やはり「愛され力」であった。
もう「一緒に働きたいと思わせる魅力を持っているか?」に尽きる。T氏は言う。
「資格を持っているから、たくさん旅行をしているからなどといったものではなく、その人にしか作り出せないセンスや人間性、周りを巻き込める力や行動力など抽象的ではありますが、人の心に何か引っかかるような能力は魅力に感じます」
さあ、就活戦線は始まったばかり。もし、苦戦が続いているのならば、今一度、自分の魅力について考えよう。周囲の人に聞いてみるのもいい方法だ。
絶対に何かは持っているのが人間なので、そこに気が付けるかどうかが勝負の分かれ目だ。その自分にしかない魅力を足がかりにして、自分がどのように社会貢献を果たしていくべきかをしっかりと組み立てよう。
そうすれば、きっと「一緒に働こう!」と言ってくれる場所が見つかるはずだ。心折れている場合ではない。内定目指して、頑張るのは今なのだ。