1対1レッスンが学習効果を最大化

フィリピン留学の最大の特徴は、「レッスンのほとんどがマンツーマンであること」。

リゾートエリアマクタン島に2015年できたばかりのQQ Englishシーフロント校。海を目の前にした立地で授業が受けられる。街までは多少距離があるが、校舎の両隣に4つ星レベルのホテルがあり、気軽にバーなどに出かけられる。社会人同士でビールを飲みながら交流しているシーンがよく見られた。気分転換には最高だ。

これによって学習者が実際に英語を話す時間がグループクラスと比較にならないことは想像がつくだろう。また、話す時間だけではなく「真剣に聞く時間」も相当の時間数になる。毎日数時間にわたって自分だけに向けて英語を話しかけられるという経験は、リスニング力向上に大きな成果を及ぼすようだ。

普段から英語でテレビを聞いているという人もいるかもしれないが、問いかけに対して常に返事やリアクションをとれるだけの集中力で英語を聞き続けるケースと脳の状態はきっと違うだろう。事実、フィリピン留学後には、特別なテスト対策をしたわけでもないのにTOEICリスニングの得点が飛躍的に上がったという話をよく聞く。

また特筆したいマンツーマンのメリットが、得意不得意によって難易度を変えることができるという点。いわゆる4技能「読む、書く、聞く、喋る」のうち、「読む」は得意だけれど、「喋る」が苦手だとすれば、リーディングのテキストは上級のものを使い、喋るためのテキストは初級のものから始めるなどということもできる。文法が弱ければそこを強化してもらうように授業を組み立てていけばよく、直近の自分の目的に合わせることもできる。