今やすっかり定着したセブンカフェ。成功の秘密は、コンビニのイメージを一新させたセブン-イレブン自社商品のブランディングにあった。

「うちの仕事をやってくれないか」

2013年1月、コンビニ発の本格コーヒーとして「セブンカフェ」はスタートしました。これは10年2月から手がけているセブン-イレブンのブランディングプロジェクトの一環として生まれたものです。

デザインした人 佐藤可士和(クリエイティブディレクター)

セブン-イレブンとの関わりは、09年に広報誌で鈴木敏文会長と対談したことに遡ります。話し始めて少し経ったところで、「うちの仕事をやってくれないか」と声をかけていただいたのがすべての始まりでした。