県民病一覧

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興味深いのは、がん検診でがんが見つかった患者のうち約75%は「限局がん」だったということだ。がんが「領域がん」に広がったり、すでに「転移がん」となっていた人は4人に1人以下だった。

つまりまだそれほど進行していない状態でがんが発見されているといえる。ところが、がん検診をしていない患者の場合は「限局がん」の割合が51.6%でしかない。こちらは逆に2人に1人がすでにがんが広範囲に及んだり転移していたのである。

「これは、がん検診を受けた人のほうが軽度のがんのときに発見されていることの表れです。当然、治療効果も大きく期待できます。つまりがん検診の受診率を高めることが、がんによる死亡者数を抑えることに繋がるのです。突破口はここにあると考えて、今その啓蒙運動を強化展開中なのです。検診率は現状ではまだ20%足らずですが、12年末までには何とか50%を目指したいと考えています」(金子氏)