話題になっていたものの、難しそうで敬遠していた本の数々。斯界の第一線で活躍する権威たちが、それら一見して難解そうな書の読み方を手ほどきする。

科学食わずぎらいなだけで潜在ニーズの高い良書

書店で科学書の棚に行ったことはありますか? 科学書って埋もれた名著が多いんです。単行本では売れなかったのに、文庫本化されたとたんに売れる本があります。文庫本の棚には大勢のお客さんがいて、その人たちは科学書にも興味を持ってくれる。潜在的な読者はいるのです。

それに難解だと思われがちですが、わからない部分は流してしまえばいいんです。30%しか理解できなかったとしても、それだけ新しい知識が増えたわけですからそれで充分。

この3冊は名著揃い。ここで紹介しないと、ビジネスマンは一生読まない本ばかり(笑)。たとえば、『はじめての現代数学』は、学校で勉強した数学とは異なり、数学者が扱っている世界を紹介したものです。